顔を鍛えると、笑顔が素敵になり、声も良くなります!
シワも改善、血行が良くなって美肌効果も!そんな一石三鳥・四鳥なトレーニングたちです🐔
怒ってないのに機嫌悪いって言われます。
一概には言えませんが、もしかしたら表情筋が原因かもしれません。
顔の筋肉・・・ですか?
はい!声も顔も鍛えると、ますます美人になりますよ✨
- 疲れていないのに「疲れてる?」、元気なのに「元気ない?」と聞かれる
- 「表情が硬い」と言われることが多い
- 笑うと顔が引きつる
- 以前より聞き返される回数が増えた
- しわ・ほうれい線・たるみが、以前より増えた
約3年間、いやそれ以上に続いたマスク生活。「話すな!」と言われてレッスンをしばらく自粛。ボイストレーナーの私でさえ、いつの間にか滑舌が悪くなって、「このままでは20年前に戻ってしまうのでは」とさえ思いました💦 声のプロではない方が衰えるのは当然です。
チェックリストで1つでも当てはまるものがあったら、要注意
でも、大丈夫です本記事では、その衰えてしまった表情筋をよみがえらせる≒若返らせる方法を、お伝えします。
本記事の内容を実践していただければ…
①聞き取りやすい声
②魅力溢れる笑顔
③若々しいお顔
が手に入ります!!!
なぜ声に顔の筋肉が影響しているの?
突然ですが、こちらの2つを実際に言ってみてください📣
- 真顔で「こんにちは」
- 最大限の笑顔で「こんにちは」
真顔と笑顔、声のトーンや聞き取りやすさはいかがでしたか。笑顔の方が明るく、聞き取りやすかったですよね。
その笑顔をもう一度、今度は鏡で見ると目・頬・顎まで動いている・・・はずです。また、「こんにちは」と言うだけでも、口の周りの筋肉が動いたのではないでしょうか。つまり、口先だけではなく、顔のいろいろな部分=筋肉を動かしながら、人はしゃべっているのです!
声を出すのに重要な表情筋TOP4
急にマニアックなタイトルでごめんなさい🙇 実は、顔には30種類以上の筋肉があります。下の図に示したものはほんの一部です😲(私も覚えきれませんし、覚えません😂)
ただ、実際にはその半分程度しか使われていないと言われています。ここでは、声に効く表情筋4つをご紹介します。(上図の赤い囲み部分)
- TOP1:口輪筋(こうりんきん)
-
口元や唇周りの筋肉→会話全般に使います。ここが衰えると滑舌が悪くなるだけでなく、口元のたるみ・しわの原因になります。
- TOP2:頬筋(きょうきん)
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口角を上・外側に引き上げる筋肉→笑顔を作る時に使います。
- TOP3:笑筋(しょうきん)
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口角を横に引く筋肉。強く引くと、えくぼができます。
- TOP4:口角下制筋(こうかくかせいきん)
-
上唇と口角を下に引き下げる筋肉→口を大きく開く時に使います。
表情筋を鍛える!美顔&美声トレーニング4選
それでは、実際に声となり空間でも実践している、表情筋を鍛えるトレーニングの一例を紹介していきましょう。是非トライしてみてくださいね!
その1.あいうべ体操
あいうべ体操(※)とは、口元の筋肉や舌の筋肉が鍛えられる体操です。口呼吸の改善によってさまざまな効果が得られるほか、顔のたるみ・しわの改善による美容効果、脳の血流をアップさせる効果など、多くの効果が得られます。
※考案者:福岡市みらいクリニック 今井一彰先生
- あ:「あ~」と口を大きく開けます。目もしっかり見開きましょう。
- い:「い~」と思い切り横に口を広げます。
- う:「う~」と唇をとがらせて、タコのように大きく前に突き出します。
- べ:「べ~」と舌を出します。前に出すのではなく、顎先に向かって伸ばすと◎
まずは、上記①~④全て1秒ずつはキープ。慣れてきたら・・・、5秒キープ→10秒キープと進めていきましょう。口周りがほんのり痛くなったら、筋トレ効果が出ている証拠です。
その2.ういうい体操
上記の、「う」と「い」だけを繰り返す体操です。
あいうべ体操ではゆっくり行いましたが、ういうい体操は「う」と「い」を高速で繰り返します。これも結構疲れます💦
その3.くちゃパー体操
- くちゃ:顔のパーツを全て中心に集めます。梅干しを食べた時に似てるかな😵
- パー:顔のパーツを全て外側に広げます。イメージは花火🎆?
こちらも、上記①②全て1秒ずつはキープ。慣れてきたら・・・、5秒キープ→10秒キープと進めてください。
その4.リップロール
リップロールは、唇を閉じたまま口から息を吐くことで、唇をプルプルと震わせながら音/声を出すトレーニングのこと。これも口輪筋周りの筋肉をほぐし、滑舌をアップさせてくれます。
本記事では、「声も顔も美しく!表情筋トレーニング4選」と題して、各種表情筋トレーニングのやり方・効果などをお伝えしました。やってみられたご意見・ご感想なども、本記事の下のコメント欄よりお待ちしております。
ただし、顎関節症など口が開けにくい症状をお持ちの方は、医師にご相談の上ご無理のない範囲で行ってください。また、口を開け続けるため、こまめに水を飲みながら練習することもお忘れなく。
加えて、本記事でご紹介したトレーニングは即効性は期待できず、続けていくことで少しずつ改善されていくものです。効果の現れ方には個人差がありますが、数週間~数カ月続けても効果が見れない場合は、ぜひレッスンにてご相談ください。500人の声を変えてきたプロの耳と目でじっくり観察し、改善策をご提案します。
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