舌を鍛えに鍛えまくる! 滑舌鬼トレーニング7選

筋肉痛必至!舌を鍛えに鍛えまくる! 滑舌鬼トレーニング7選

前記事で、滑舌とは何か。そして、滑舌が悪い原因とそのトレーニング方法などをお伝えしました。

しかし、約10年教えていて、そもそも滑舌=滑らかな舌づくりを叶えるためだけの舌の筋力・柔軟性からできていらっしゃらない方が多すぎます!!!(これは由々しき問題です)

そこで本記事では、滑舌のベースになる「舌」に特化して、筋力・柔軟性を鍛える鬼トレーニングをご紹介していきます。

本記事の内容を実践していただければ…
聞き取りやすい声
説得力のある声
になるのはもちろんのこと、とにかく楽に口が回るようになります!!!

目次

難易度★☆☆☆☆ 舌を前に出す⇔引っ込める

舌を前に出す⇔引っ込めるを、ただひたすら繰り返す単純で地味な動きです😅

顔に対して直角に舌を出し入れします
やり方
  1. 舌全体を前に出す(顔に対して90度)。 1mmでも前に出す!
  2. 舌を引っ込めて休憩

①②を10秒ずつキープできたらGood👍🏻
慣れてきたら、今度は10秒キープはせず、①②を素早く瞬時に動かしましょう。

舌を出そうとするがあまり、顎を突き出してはいけません。

【突き出す 10秒】+【休憩 5秒】 を 5セット!

難易度★★☆☆☆ 舌を上下左右に出す

次は、舌を上下左右に突き出します。1mmでも上に/下に、右に/左に出すようにしましょう!

舌を上下左右に10秒ずつ出す
やり方
  • 上:舌先が鼻先につくイメージで10秒
  • 下:舌先が下顎につくイメージで10秒
  • 右:舌先が右えくぼにつくイメージで10秒
  • 左:舌先が左えくぼにつくイメージで10秒

※実際には、それぞれ舌先で触れることはほぼ不可能です😓

【上 10秒】+【下 10秒】+【右 10秒】+【左 10秒】+【休憩 5秒】 を 5セット!

続いては、舌を口の外に出さずに、口の中で動かしていくトレーニングです。

難易度★★☆☆☆ 舌先を前後にスライド

舌先を口の中で前後にスライドさせます。スピードも動画のリズムくらいが適当です。

舌を口腔内で前後にスライドさせる
やり方
  1. 舌先をスポット(上前歯の後ろの突起のようなもの)に当てる
  2. ①から舌先を軟口蓋(上あごのうち少し柔らかくなったところ)まで移動させる
  3. ①②をひたすら繰り返す

スピードはイラストの通りが理想ですが、それ以上に大事なのは所定の場所に舌先を置く/移動させること! 確実にできるまではゆっくりやってくださいね😉

【スポット】【軟口蓋】の往復を10回×3セット

難易度★★★☆☆ 舌ジャンプアップ

こちらは、上記トレーニングのうち2つの合わせ技です。ただし、これまでのトレーニングができてから取り組んでくださいね。

舌を出した状態から、勢いよく口の奥に舌を入れる
やり方
  1. 舌を下方向に思いっきり10秒出す
  2. ①から瞬時にジャンプさせるように、舌先を軟口蓋まで移動させる
  3. ①②をひたすら繰り返す

【下に出す】【軟口蓋】の往復を10回×3セット

続いては、割り箸を割らない状態で2本ご用意ください。

割り箸を使って舌を上下させるエクササイズ
やり方
  1. 図のように割り箸の太いほうを、縦に2本口で軽くくわえます。箸を手で添えてもOK
  2. その状態で「ララララ・・・」と連続で発声します。
  3. ②がはっきり言えれば、少しずつスピードアップしていきましょう。

割り箸を使うことで、口周り特に顎が固定されるため、自ずと舌先の力だけでラを発音しなくてはならなくなります。このトレーニングは舌の筋力強化のみならず、正しいラ行を作ることにもつながります。

【ララララ・・・20秒連続】+【休憩10秒】を3セット

難易度★★★★☆ 舌ホッピング

前記事でも書きましたが、低位舌(※)防止に効果テキメンなのが舌ホッピングです。

※低位舌(ていいぜつ):舌全体が下に落ちてしまい、常に脱力状態になっている状態のこと

舌ポッピングのやり方の解説
やり方
  1. 舌の先をスポット(上の前歯裏の少しくぼんだ部分)に置く
  2. 舌全体を上あごに押し付ける:イメージは吸盤(舌)が壁(上あご)に吸い付く感じ!
  3. 舌で上あごを弾くように、舌を下に下ろす。その時、「ポンッ」と音が出るとOK。

これら3段階をゆっくり行ってください。①②だけなら音もしませんので(①②だけでも十分効果大)、いつでもどこでもできるお手軽なトレーニングとしてオススメです。②で舌全体が上あごに付かない場合は、下あごを指で押して支えてあげて感覚をつかんでください。

そして、日頃話していない時に、力を入れずとも自然な状態で、常に舌が②の状態をキープできるようになるのが理想です。お休み前に②の状態にして寝入ると、口呼吸も防止できます。

これは気づいたときに、常に②に!

難易度★★★★☆ 舌で歯をなぞる

最後は、舌先で歯を一本一本なぞるトレーニングです。説明の都合上、歯型のイラストを掲載していますが、実際は口を閉じた状態で行ってください。

歯の裏側/表側を、舌先でなぞりながらなめる
やり方
  1. 口を閉じます。
  2. 上段:歯の裏側を舌先で一本一本なぞるように右上から左上、左下から右下へ進ませます。
  3. 下段:歯の表側を舌先で一本一本なぞるように右上から左上、左下から右下へ進ませます。

【裏側3往復】+【休憩10秒】+【表側3往復】を5セット

本記事では、「舌を鍛えに鍛えまくる! 滑舌鬼トレーニング7選」と題して、滑舌の基盤となる舌の力を鍛える各種トレーニングのやり方・1日の目標などをお伝えしました。やってみられたご意見・ご感想なども、本記事の下のコメント欄よりお待ちしております。

特に、プレゼンや面接など本番前にやって頂くと、口周りや舌が軽くなるはずで、私もレッスン前に準備をしながらやっております(笑) 是非やりやすいものから取り組んでみてください。

なお、効果の現れ方には個人差がありますが、数週間~数カ月続けても効果が見れない場合は、ぜひレッスンにてご相談ください。500人の声を変えてきたプロの耳と目でじっくり観察し、改善策をご提案します。また、教室には他にももっともっと鬼!で難易度MAX!!なトレーニングもございますよ~(笑)

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