鼻にかかった甘ったるい声が、簡単トレーニングでしっかりとした説得力ある声に生まれ変わります。
あなたは自分の声が好きですか??
おそらく、このブログを読んでくださっている方の多くは、「ご自分の声があまり好きではない」あるいは「もっと良くしたい」というご希望があるのではないでしょうか。
声の悩みを持って声となり空間にいらっしゃる方で、意外と多いのがこの「鼻にかかった声が嫌い」というものです。
可愛らしい印象の反面、ビジネスですと「ちょっと・・・」という場面もありますよね。
今回は、鼻声の原因と対策:簡単トレーニングをご紹介します。
本記事の内容を実践していただければ…
①さらば!鼻声
②説得力のある、力強い声が手に入ります!!!
鼻声の原因
その1:鼻そのものに原因がある
原因のひとつが、鼻がつまっているなど鼻そのものにトラブルがある場合です。
ごめんなさい。これらはさすがにボイストレーニングでの改善はできませんので、耳鼻咽喉科・内科など医師にご相談ください。
その2:声が鼻にかかりすぎている
本記事で解決したい原因が、こちらの「声が鼻にかかりすぎている」というもの。つまり、鼻から空気が抜けすぎているということです。
日本語の50音には、それぞれ正しい発音の仕方があります。
実は、鼻にかかるべき音はな行・ま行(にゃ行・みゃ行含む)だけで、それ以外は鼻にかかってはいけません。にもかかわらず、な行・ま行以外でも鼻から空気が抜けすぎていると、鼻腔共鳴が強くなり、鼻声に聞こえてしまいます。
鼻声かどうかチェックしてみよう
- イラストのように、鼻をつまんでみてください。
- 鼻をつまんで「あいうえお」と言ってみましょう。
- いつもと声が違ったら鼻声である確率が高いです
繰り返しになりますが、な行・ま行以外は、本来は鼻にかからない=鼻から空気が抜けない音です。つまり、鼻をつまんでも声が変わってはいけない音なのです。
鼻声改善トレーニング
その1.「鼻から吸って口から吐く」を徹底
まずは、これに尽きます。鼻声云々以前に、「鼻から吸って口から吐く」は呼吸・発声の基本ですが、鼻声の方は特に徹底しましょう。
もちろん、腹式呼吸ですよ!
その2.鼻をつまんでも声を変えない
- 鼻をつまんで「あいうえお」
- 手を放して「あいうえお」
- ①と②が変わらない声かチェック
- な行・ま行を除く全部の行で練習
ポイントは、鼻ではなく口から息・声を出す-これを徹底することです。
私も20年前このトレーニングを続けていったら、鼻から不必要に息が抜けていく癖を正していけました。オススメですよ!
本記事では、「あなたの鼻声、直せます」と題して、鼻声の原因と改善トレーニングなどをお伝えしました。
記事で触れました通り、鼻そのものにトラブルがある場合は耳鼻咽喉科等お医者様にご相談ください。残念ながら、ボイストレーニングでは改善が見込めません。
もしそうでなければ、ぜひチャレンジしてみてくださいね。やってみられたご意見・ご感想なども、本記事の下のコメント欄よりお待ちしております。
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