声が小さい方・枯れる方必見!日本一分かりやすい腹式呼吸

【簡単】声が小さい方・枯れる方必見!日本一分かりやすい腹式呼吸

断言します!
声が小さい方・枯れる方の大半は、息がちゃんと吸えていません!!

コミュ障さん

上司からも「声が小さい」と言われます

岡部茜

そうなんですね。
どういう場面で言われますか?

コミュ障さん

プレゼンだけじゃなくて、報連相とか日々の挨拶でも・・・。

岡部茜

緊張などその日の気分もありますが、たいていは技術で何とかしちゃう方が早いです!

コミュ障さん

是非やり方を教えてください!!

その技術というのが、「腹式呼吸」と言われるものです。

音楽の時間などで聞いたことがある方も多いかもしれません。しかし、実際に会得している方は少ないのではないでしょうか。少なくとも、私は音楽の時間で習いませんでしたし、音読の授業でも「大きな声で!」と言われるだけで、具体的な出し方を習ってはいません。

そう!習ってないから、できないんです!! だったら、ここで覚えてしまいましょう!!

本記事の内容を実践していただければ…
明日から、楽に大きな声が出したい時にスッと出せるようになるはずです。

目次

本記事でお伝えする結論

本記事「声が小さい方・枯れる方必見!日本一分かりやすい腹式呼吸」の結論: 1.【簡単】まずは実践! 2.【解説】腹式呼吸の仕組みとは? 3. 【実践】腹式呼吸を発声に取り入れる 4. 声が小さい原因は・・・胸式呼吸だから 5. 定着させるには、繰り返すのみ!

【簡単】まずは実践!

ここで行う腹式呼吸は本当に簡単で、むしろあっけなく終わります。ひとまず「騙された」と思って、トライしてみてください🤗

まずは、体の中の空気を全部抜きます。肺に入っている空気・お腹の中の空気・・・何もかも全部抜いて、内臓がぺちゃんこになるまで空気を吐いていきます。

吐き切ったら・・・フッと全身の力を抜いてください。そうすると、空気が自然に入ってきます。つまり、吸えたということです。これで腹式呼吸、完成です。

えっ?これだけ?? ハイ、おしまいです(笑)

体の中の空気を全部抜く=息を吐く
一瞬で力を抜く=息を吸う

【解説】腹式呼吸の仕組みとは?

それでは、身体の中でどのような変化が起きていたのか、解説します。

腹式呼吸の図解
腹式呼吸の仕組み
(声となり空間オリジナルテキストより一部抜粋)

お腹を凹ませながら身体の中の空気を抜いた(=息を吐いた)時、肺の下の横隔膜が、上に上がります。
フッと力を抜くと、自然に空気が入ります。この際、肺の奥深くにまで空気が入るため、横隔膜が下に下がり、お腹が膨らみます。

腹式呼吸とは、このように横隔膜を使って肺の下までしっかりと空気を入れる肺をフル活用する呼吸法です。

基本は、この①と②の繰り返しです。まずは、声を出さずに①と②を繰り返してみてください。

声を出さなくてもできるトレーニングですので、隙間時間にやっていただいても構いません。続けることで慣れてくるはずです。

私たち人間は、たいてい寝た状態では腹式呼吸になっています。
仰向けになり、お腹に手を置いた状態でゆっくりと呼吸すると、お腹が膨らみます。
こちらのやり方でも是非ご確認ください

【実践】腹式呼吸を発声に取り入れる

腹式呼吸に慣れてきたら、いよいよ声を出すタイミングです。

と言っても、簡単!

1. 先程の②:腹式呼吸で息を吐く、この呼吸の仕方をキープ
2. そのまま口を開けます。
3. その息に「あー」と声を乗せます。

これもまた、しばらく繰り返して慣れさせましょう。

慣れてきたら、「あー」の代わりに、「こんにちは」「おはようございます」など、簡単な挨拶のフレーズに変えていきましょう。

いつもよりも楽に大きな声が出せるようになっていたら、OK! あとはこれを繰り返し定着させ、セリフを変えていってください。

空気を多く吸い込む分、当然吐く息の量も多くなります。そうすると、声帯がよりしっかり振動して、聞き取りやすい声が出せるようになります。 

声が小さい原因は・・・胸式呼吸だから

なぜ、今まで声が小さかったり枯れたりしていたのでしょうか。

それは声が小さい方の多くが胸式呼吸になっているからです。胸式呼吸とは何でしょうか。

肺の上しか使っていない=呼吸が浅い状態になっていることです。

そうしますと、肋骨や肩の骨が邪魔をしているため、物理的に空気が入らない構造になってしまいます。

腹式呼吸と胸式呼吸の違い
腹式呼吸と胸式呼吸の違い(声となり空間テキストより一部抜粋)

呼吸が浅い・・・つまり、息がちゃんと吸えていない。だから、吸う息の量が少ないため、吐く息の量も当然少なくなります。吐く息が少なく勢いがありませんので、声が小さくなるのは当然。声が続かないのも当たり前です。

そして、息の量が少ないまま無理矢理大きく出そうとするから、枯れたり喉が疲れたりする・・・悪循環です。

定着させるには、繰り返すのみ!

コミュ障さん

さっきの腹式呼吸、結構疲れますね。
毎回この調子で喋ったら、カラダがもちません。

岡部茜

レッスンでもそんなお声を多く頂きます。

コミュ障さん

茜さんはどうしてるんですか?

岡部茜

私も最初は2~3回が限界でした。
でも、試しに時間を置いてまたやってみてください。初回より楽にできるはずです。

クラクラしてしまうようでは止めて頂きたいのですが、ちょっと疲れるぐらいがちょうどいいのはダイエットのトレーニングでも同じこと。

まずは、①全部息を吐き切る ②力を抜くと自然に息が入る-このトレーニングを1日5回でも10回でもやってみてください。今日より明日、明日より明後日・・・と次第に楽になっていくはずです。

そうすると、いざ職場で仲間と、おうちでご家族といざ話そうという時に、声が出しやすくなるはずです。

本記事のまとめ

本記事「声が小さい方・枯れる方必見!日本一分かりやすい腹式呼吸」の結論: 1.【簡単】まずは実践! 2.【解説】腹式呼吸の仕組みとは? 3. 【実践】腹式呼吸を発声に取り入れる 4. 声が小さい原因は・・・胸式呼吸だから 5. 定着させるには、繰り返すのみ!

本記事では、「声が小さい方・枯れる方必見!日本一分かりやすい腹式呼吸」と題して、腹式呼吸のやり方・日常生活への活かし方・声が小さい/枯れる原因などについて、お伝えしました。

適切な声量を楽に出せるこの腹式発声は、話すことにおいての基本中の基本で、土台になります。「伝わらないな」と思ったら、まずはこの発声から見直すべきと申しても、過言ではありません。それほど大事なものです。これを機会に是非マスターしてください。

あなたのおしゃべりが楽しく心地よいものになりますことを、お祈りしております。

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