【ある日のレッスンから】大人っぽい声を出したいK先生の場合


日本語を教えるK先生:イメージカット

こんにちは!声となり空間の岡部です。アクセスありがとうございます。

今日は成人の日。新成人の皆様、おめでとうございます! そして大人の世界へようこそ^o^

とは言え、今日を境に急に大人っぽくなったりしっかりしたりする訳ではなく、成功・失敗問わずいろいろな経験を積んで、少しずつ大人の階段を上っていくものかな。18年前に成人を迎えてしまった私はそんな風に思います。

 

さて、そんな中で、今日は「少しでも大人っぽい、信頼される声を出せるように」と通われている、ある女性のレッスンを紹介させていただきます。

 

Kさんへのカウンセリング


Kさんのご職業は日本語教師。若い外国の方を中心に、日本語の基礎的なところから教えていらっしゃるそうです。

そんなKさんの悩みは、「声が幼いせいか、”先生”と認めてもらえない。」こと。

日本人女性はとかく若く見られがちとは一般的に言われますが、いざという時にしっかりとした声が出せず、それが授業態度にも影響しているのでは?と考えられていました。

 

というわけで、Kさんのお声を早速チェック!(というより、お話ししながら観察中^^;)
すると・・・

①口が横に開いている
②舌の動きが少ない
③声が高め
④声が鼻にかかっている

 

 といった課題が浮き彫りに・・・。これをひとつひとつ丁寧に治していくレッスンになりました。


Kさんへのレッスン


①口を縦に開ける

「あ」の音は、指3本が入るように・・・なーんて聞いたことがありますか? 無理なら2本で結構です。

本来、あ段の音は口を縦に開ける音。とは言え、実際に教壇に立っている時はなかなか意識しづらいもの。

しかし、縦に開ける練習を繰り返せば大丈夫! 本番で、今よりほんの数mmでも縦に開けられれば、随分と印象が変わってくるものです。

 

②舌をもっと動かす

「滑舌、滑舌・・・」と多くの生徒さんがおっしゃいますが、滑舌は読んで字の如く、「滑らかな舌」と書きます。

そして、牛タンと同じく(笑)、人間の舌も筋肉! 鍛えれば鍛えるほど動きが滑らかに、怠ければ怠けるほど動きが固くなります。

そんなわけで、舌を動かすストレッチや早口言葉を使って、練習を続けていただきました。

 

③低い声も出す

声が少し高めのKさん。明るくてやわらかい印象を受ける反面、教師として生徒に厳しく言わなくてはならない場面では少し抜けた印象になりがちです。

そもそも、高い音と低い音は、声を響かせる場所が異なります

その違いを説明させていただき、あとは音の高い/低いを交互に反復トレーニング。そして、いざという時に、どちらもつかえるように。まさに「声の引き出しを増やす」感覚です。

もちろん、その際笑顔なのか真顔なのか、怒っているのかで、受ける印象がさらに変わるのは言うまでもありません。

 

④声を鼻にかけない

日本語には、鼻にかけていい=鼻から空気が抜ける音(専門用語で鼻音)と、そうでない音があるのをご存じですか?

鼻音は、

  • な行
  • ま行
  • が行の鼻濁音(助詞の「が」、2音目以降の「が」・・・ただしカタカナで書ける言葉は除く)

 の4種類。これらは鼻にかかるべき音たちです。

逆を申し上げれば、これら以外は鼻にかけてはいけない音です。それが鼻にかかっていると、甘ったるい幼い印象の声になってしまいます。

ポイントは、話す際に口だけから息を出す意識を持つこと。これについては、後日詳しく投稿します。

 

Kさんより、ご感想メールを頂きました


いつも熱心に教えてくださり、大変ありがとうございます。

前回のレッスンでは、まず家族に「変わったね!」と言われました。また、上司にも「よくなった」と褒めてもらいました。

レッスンのおかげで、習いに行く前よりもどんどん自分の欠点が改善されている気持ちがして、とてもありがたく感じています。

レッスンの記録も毎回ありがとうございました。 岡部先生に出逢い、習うことができて、とても良かったです。重ねてありがとうございました。

 


Kさん、温かいメッセージをありがとうございます。そして、この度は当サイトへの掲載にご理解・ご協力をいただき、心から感謝しています。

実は、私自身も声が甲高く、「聞きづらい」と家族から言われていました。それをボイストレーニングや、ここでは記していませんが朗読の練習などを通じて、少しずつ改善させていきました。

しかし、ボイストレーニングはあくまでも手段。声となり空間では、「こんな声になりたい」「声を変えてこうなりたい。」・・・そんなあなたの夢を叶えるべく全力サポートします。是非一度ご相談下さい。

 

コースと料金

 

 


追記:メルマガでは上記レッスンの「口の開け方」「舌のストレッチ方法」「声の響かせ方」の3点について、イラストを交えてさらに分かりやすく説明しております。

メルマガをご登録いただき、バックナンバー→「大人の声は作れます!(Jan 2019) 」(2019年1月14日配信記事)から是非ご覧下さい!