こんにちは!声となり空間の岡部です。お久しぶりの投稿です^^;
サッカーW杯、惜しかったですねー。でも、夢を見させてくれましたよね!
声となり空間にも、夢を叶えに熱心に通ってきてくださる生徒さんがいらっしゃいます。今日は、その中のお一人:ラジオパーソナリティを目指すNさんのレッスンの模様を少しだけご紹介します。
「ラジオ?自分には関係ない」と思ったそこのアナタ! ラジオには、目で見えないこその話す技術が凝縮されているんですよ!
Nさんへのキャリアカウンセリング
30代前半で会社を辞めて、「プロになりたい」とレッスンにいらしたNさん・・・おぉ、なみなみならぬ覚悟を感じます。そんな彼が目指した理由は、「かっこいいから」と意外にもシンプル。憧れる気持ちは分かります、私もそうでしたから。ただ、憧れだけで飯が食えるほど甘い世界ではありません。
①ラジオパーソナリティに必要なスキルは何か
②先輩DJがどういう経緯で就いたか
③夢を叶えるための5年間:(①②を踏まえて)1年ごとに何をすべきか
レッスンの前に、時には宿題にしつつ、これらを一緒に整理。すると、Nさんは私の予想を遥かに超えるほど、熟慮に熟慮を重ねて課題に取り組まれました。Nさん自身もさることながら、私自身も一緒に伴走すべくギアが入った感覚になりました。
Nさんへのレッスン
①発声・滑舌
発声・滑舌は基本のキ。出来て当たり前!と言いたいところですが、プロの私でも苦手な行があったり、調子の悪い日があったりするものです。大事なことは、自分は何行が/どんな音が苦手なのかを把握して、本番前のちょっとした空き時間に練習すること。そして、声が出にくいときの対処法を知っておくことです。
②表現力の強化
「おやつ!」と称してたまたまNさんに振る舞った、私の生まれ故郷:山口県の名産品の「獺祭ケーキ」。そして私のふとした思いつきで、「これを食レポに1コーナーやってみよう」と半ば無茶振りしてみました(笑)
・目の前にあるかの如く伝える
振る舞った翌週に、番組を想定して原稿を書いてこられたNさん。すると、初心者にありがちな棒読み感に・・・>_< ただ原稿の字面を正しく読むのではなく、目の前に獺祭ケーキがあるかの如く「五感」で「伝える」という意識がとても大切です。
・主観と客観を分けて伝える
主観は食べたときの感想や勧めたい人へのメッセージ。客観は、獺祭ケーキの情報=作られ方・価格・入手方法など。この2つを分けて伝えることも大事なポイントです。
③スタジオマナー
・紙をめくる音がマイクに入らないようにするには?
・生放送でトイレに行きたくなったら?
・ディレクターとの役割分担は?
失敗談も含めて^^;、私の経験をお伝えしました。
Nさんより、ご感想メールを頂きました
(初回のレッスン時)初回でとても緊張しましたが、すごく丁寧で分かりやすく教えてもらいました。その場で学んだことを実践できて良かったです。
Nさん、有難いお言葉、感謝です!
喋るのが不得意だった私がラジオパーソナリティになったのも驚きでしたが、まさか十数年経って教える立場になるとは・・・我ながら感慨深いです。そして、現在も夢に向かって頑張るNさんの姿は、私の励みになっています。
声となり空間では、技術的なことはもとより、自分の強みは何か、夢を叶えるには何が足りなくてどうすべきかを、一緒に考え実行していきます。「喋り」を通じて夢を叶えたいという方、是非ご相談下さい。あなたの夢を全力で応援します!!