こんにちは。声となり空間の岡部茜です。本日もアクセスしてくださり、ありがとうございます。
そして、令和時代幕開け、明けましておめでとうございます? 令和時代もお役に立てる情報を、平成時代よりなるべく頻繁に!発信できたらと思っております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
さて、長かったはずの10連休も、今日で終わり。「明日から現実・・・」と憂鬱な気分の方もいらっしゃるかもしれません。
特に、この4月に就職や転職・異動などで新天地に行かれた方、あるいは昇進された方にとっては、意気込んでいた頃から1月経ち、少しずつ良くも悪くも現実を知ってくる頃。「思っていたことと違う・・・」と悩まれることも増えてくるものです。その悩みや不安が大きくなり抑うつ状態にまでなった症状をいわゆる「五月病」と言います。
今日は珍しく、いつものボイストレーナーとしての声のお話しではなく、キャリアコンサルタントの視点から、5月のこの時期を少しでもポジティブに捉える考え方をご紹介します。
1.朝起きるのが辛い方へ
連休期間中、暴飲暴食したり夜更かししたりしていませんでしたか?
人間の欲求には、5段階あると言われています。
食事や睡眠という欲求は、「生理的欲求」に分類され、人間の一番根本と言われています。つまり、食事や睡眠ができていないと、働くことすらままならないということです。
お心当たりのある方は、まずは健全なお食事リズムと睡眠リズムに戻すことから始めてください。
2.人間関係が憂鬱な方へ
職場に、ちょっと合わない人・苦手な人いると、なんとなく出勤が憂鬱ですよね。
しかし、考えてみてください。長年連れ添った夫婦でさえも、喧嘩をしたりはたまた熟年離婚までしてしまったり。
私事で恐縮ですが、私も結婚して8年。「この人と結婚して良かった」と思うこともあれば、「なんでこんなに価値観の違う人と一緒になってしまったのだろう」と思うこともしばしばです。
一方の会社では、ほんの数十分の面接を数回行っただけで、入社してきます。そのような方の寄せ集めが会社です。つまり、隣の方と合わないのは当然です。諦めてください(笑)
なので相手を非難することよりも、なぜこの人はこんな風に言うのか、こんな行動をとるのか。少し相手に興味を持って、観察してみてください。そうすると自分にはない考え方、自分にはない強みを持っているかもしれません。
私にもかつて苦手な上司がいました。しかし、その方とあえて密に会話するようにしました。すると、その方の大切にしていることや、失礼ながら可愛い一面を見ることができ、苦手と感じていた気持ちを抑えることができました。
なかなかすぐには難しいかもしれませんが、是非相手のいいところを見つける。そんな心づもりでいていただきたいと思います。
3.仕事そのものが辛くなってしまった方へ
仕事には、得意不得意・合う合わないがあるものです。人間は神様ではありませんから、当然です。この記事を新入社員の方が読んでくださっているなら、苦手と感じる今の仕事も、まずは1年頑張ってみてください。苦手なことをどのように教えてもらったら分かりやすかったか、自分自身でどのように工夫したら克服できたか。それらをメモしておくと、後輩含め次にその仕事をすることになった人へスムーズに引き継げることはもちろん、彼らの気持ちをより深く理解できるはずです。
また、ゆくゆくは苦手な仕事・合わない仕事を、得意な方に代わってもらうことも、きっとできてくるはずです。まずは、そこに行く着くまでの辛抱だと思って頑張ってみてください。
一方、「この仕事をやって何になるんだろう」と思っている方がいらしたら、ご自分の仕事の“その先”を考えてみてください。
例えば伝票処理があなたの仕事だとして、あなたにとっては伝票処理して終わりかもしれません。しかし、そこで集計されたデータが、今後の経営に重要な意味を持つかもしれません。たかが伝票、されど伝票。意味のない仕事など、どこにもありません。
ご自分の今の仕事が、誰の・何の役に立つのか、仕事の“その先”を是非想像してみてください。きっと、今の仕事の価値を再確認でき、「次はこうしようかな」と、主体的に・前向きに取り組めるようになるはずです。
今日は、五月病にならないための工夫・気持ちの持ち方についてお伝えしました。
新しい令和時代があなたにとって健やかで実り多き時代になりますように、心からお祈りしています。そして、もし悩むこと・迷うことがありましたら、お気軽にご相談にいらしてください。
(キャリアコンサルティングからご予約ください。)
本日もお読み下さり、ありがとうございました。
